1999.8
人はいつから言葉を使わなければいけなくなったのか。
言葉さえ要らなかったはるか太古の時代ひとは言葉以上の
コミュニケーションがとれていた・・・。
人は何かをするたびに言葉を必要としている。それは自分の思考を
具現化するのにとても有効な手段だからだ。
だまっていては人は何もしてくれない、ほしい物をほしいと言う、そこに
自己の思考意識の具現化に関して最上の方法をとったのである。
何かをほしいと思う心が自己意識に働くその時に「事が起こる」事は自己の欲求を成就させるために身体から溢れる波となり「コトバ」になる。
コトバは事の波。
コトバの魂(言霊)は自己の欲求が極まったとき、そのときの自己の欲求は超自己的でなければならない。つまり自己欲ではダメであり自己をこえた自己、おのれの魂からくるバイブレーションでなければならない。
そのとき初めて超自己と神との間に結びが生まれ、コトバに魂が宿るのである。
コトバに魂が宿ればそれは時空を越えはるか未来永劫までもコトバの波紋となり広がっていく。
そこにウナバラが生じる。
ウナバラは「うねる波の原」。
清く清きコトバでこの大宇宙を祓い清める。
祓い給え 清め給え。
コトバとウナバラ