神が下された。
ついに時が訪れた。
恐れよ備え無き者


遥か太古の昔大海原に沈みし栄華を極めた国、ムー。
ムーは愛の国、神の愛の御柱で生かされていた。
神は光、何処までも居抜くような黄金の光。
光の原に尖りし三つの物あり人はこれを「ひらみと」と呼ぶ
ムーの栄華を極めさせ人々を愛と和のもとに治め神なる光を崇め尊び敬った。

そのときは来た、突然に訪れた、人々の慢心の心に突如として訪れた。
もはやだれもがのがるる事は出来ぬ神の怒り。

ひらみとの上にある愛の御柱折れる時ムーの最後のとき迎え、ただ逃げ惑う人々は愚かにも最後の最後に神頼み。
もはや遅し、もはや遅し。

逃れきれるものでなし、おごり高ぶる欲の身を祓い清める海の水、せめて
魂だけは救ってあげたい神心、輪廻転生往く年月か何億年の時を過ぎ生まれ変わった人々は、もはやムーの事などは忘れ去り、またしても人々はムーの教訓生かせずにおろかな欲をだし生きて、おごり高ぶるあさましさ。


そのもの太古の宮古(ミヤコ)のある庭でおのが魂引き出して眠りを覚ます宿命なれば、御魂を分かつ者ともに祈りの目覚めを促がして光の珠を胸に入れ、光の御柱打ち立てん。

「オーン、オーン、オーン、ミヤコノニワノナカニワニ
                     アラヒトガミノイデマセル」



2001.10



モドル

その名は ナ・ムー